介護業界の問題点

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わが国では長い間、介護は家族の問題とされてきました。しかし少子高齢化の波は留ま
ることなく押し寄せています。65歳以上の高齢者人口も2900万人を超え、いよいよ
「4人に1人がお年寄り」という時代を迎えようとしています。

それに伴い介護という現実も合わせて深刻さを増し、介護は社会全体で取り組む大きな課題になっています。医療業界で働く人たちにも、その波は無縁ではありません。

とくに医療知識があり、ホスピタリティマインドを持つ看護師は、介護業界にとっては喉から手が出るほどの欲しい人材です。

私は「身体が不自由な方のために力になりたい」「少しでもお年寄りの役に立ちたい」
と大きな志を持って医療業界から介護業界に転職していく方たちを大勢見てきました。

しかし、介護業界に見切りをつけて戻ってくる人も少なくありません。一体どうしてなんでしようか。介護業界が抱える課題とは、介護業界に何が必要なのか、介護業界で働くため何が必要なのか、考えてみたいと思います。

少子高齢化に伴い介護業界のニーズが高まり、介護業界の市場規模は年々右肩上がりを
続けています。新たな資格取得が前提になりますが、医療業界で培った技術などを役立て
ることができる分野でもあり転職先としては有力な分野でもあります。

とはいえ、介護業界は医療業界に比較すると歴史が浅く、その分だけ問題や課題が多い
のも事実です。医療業界と同じく、過酷な労働環境の側面もあり、良いことばかりでない
のも同様です。

では、まずは介護業界の現状を大まかに考察して、必要な資格も考えてみましよう。